4月からの新年度に向けて、お引越しをされる方が多く、1〜4月にかけては賃貸物件の繁忙期です。
不動産会社では通常定休日を設けていてもこの時期は休まず営業している会社が多いのはその為です。
最近では休日に不動産会社に足を運び紹介を受けたお部屋を1日かけて何件もまわり物件を決める方よりも、事前にインターネットの情報からある程度の賃料相場や空室情報、物件の雰囲気、周辺環境等の情報収集ができる為、お客様ご自身で希望条件を絞り、物件の下調べをしてから不動産会社を訪れることが増えてきています。
まだ業界で未だFAXを多用していたり、アナログな印象がありますが、ポータルサイトの普及により、以前よりも物件情報がオープンになっていることで、入居者様にとってお部屋探しがしやすくなってきています。
また、賃貸の繁忙期には入退去による空室情報の入れ替わりが著しく多く、退去予定のお部屋の情報が毎日のように新着で情報公開されます。居住中やクリーニング前の段階から空室情報を解禁している会社も多くありますが、比較的条件のいい物件は内見をせずとも情報公開日に申し込みが入り、すぐに決まってしまいます。
昨今では大学進学率が上がり学校の近くにお部屋を借りる学生が増えたり、ご夫婦でも共働きの家庭が増え、持ち家にこだわらず通勤等の利便性を考えた立地条件のいいお部屋を借りたり、晩婚化等による単身世帯の増加により生活スタイルに合わせて身動きのとりやすいお部屋を借りたり、賃貸アパート、賃貸マンション需要は増えている印象です。
学生や社会人の経験が少ない世代は物件の間取、設備等の条件や立地よりも予算に沿った物件、生活が安定してくる世代はやや予算に合わなくとも立地や付帯設備を重視され利便性の高い物件、高齢になってくると生活や趣味に比重を置き、出来る限り賃料を抑えた物件と、大まかにも賃貸物件の選び方は世代によって重要視する目線が異なるイメージがあります。
オーナー様目線ですとこの時期の空室対策をしっかりと行い、満室稼働に向けて動く方も多くいらっしゃるかと思いますが、付帯設備のグレードアップや、内装変更、賃料の改定、広告費の設定、入居時に一部家具をプレゼント、フリーレントの設定、さまざな方法が考えられ、賃貸需要を把握していない状態で、付加価値をプラスしても空室対策としてお申し込みに繋がりません。
まずは周辺の賃料相場、賃貸需要を調査し、空室部分にどういった付加価値をつければ魅力的になり、いかに目立つ物件になるのかを考えることが大切だと私は考えます。
また、付加価値を付ける方法だけでなく、室内や建物敷地内の清掃など管理が行き届いているか、管理者の印象がいいか等、内見時の印象が高いと申込に繋がりやすいので、管理会社をしっかりとたてて物件管理を日頃から行うことも大切だと感じます。
新年度のお引っ越しに向けてお部屋探しをする方は秋頃から隙間時間にポータルサイトを賃貸物件の情報をチェックしているように感じます。ポータルサイトには室内の見栄えがより良く見えるような写真や物件の設備の詳細を細かく掲載していくとお問合せに繋がりやすいです。やはり目で見る印象の大きさは強いです。
また、客付け仲介業者様には物件を紹介しやすいように周辺情報等+αになる資料を用意したり、募集図面もデザイン性の高いもので作成すると何万とある物件の中でもふと思い出していただき、紹介に繋がったりします。
また、直接オーナー様が業者周りをするよりも業者が業者をまわって物件の案内をした方が現地の素直な意見をいただけることも多いです。
TOEMでは、デザイナーをいれた募集図面を使用したり、空室の室内情報だけでなく周辺情報等+αの資料を作成したり、物件紹介の為ファックス営業はもちろん、物件の近隣店舗だけでなく近隣沿線やターミナル駅にある不動産会社様にも直接ご挨拶に伺います。法人に直接誘致も行います。空室を埋める為なら手段は選ばないです!
また、周辺情報を調査し、需要の高い層に絞った内装提案をさせていただくこともあります。
直接お客様をご案内する場合はお持ちの家具等をお伺いし、お部屋のレイアウトを一緒に考えたり、賃貸物件でも行えるようなDIYをご提案してみたり、お部屋の作り方、生活をイメージしていただけるように一緒に楽しみながら物件のご紹介をします。
自分ひとりでは思いつかないようなレイアウトや室内設備の使い方等も私の提案できる限りは全てお伝えしています。
このようなお部屋探し、空室募集、内装変更等不動産についてお困りなことがあれば、TOEMまでいつでもご相談ください!